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8月は五味さんのコラムです。 
 ドラえもんとのび太
 ドラえもんがわりあい好きである。
 毎年3月の映画公開を孫と待ちわびているが
 今年は新型コロナウィルスの影響で
 どうも8月に延期のようである。待ち遠しい…
 
 竹とんぼを頭につければ空を自由に飛べる。
 ドアを開けたら行きたい場所につながる。
 机の引き出しを開くと時間旅行可能なマシンが待機している。
 科学と空想が混じりあうような少し不思議な日常。
 いじめっ子たちに仕返ししたい!
 好きなあの子に振り向いてほしい!
 宿題が終わらない!!そんなのび太の為に
 ドラえもんは未来の道具を貸してくれる。
 
 しかしのび太は道具をうまく扱えず失敗ばかり…
 でも主役はのび太。力のあるジャイアンでも
 親がお金持ちのスネ夫でも、すべてにおいて
 万能な出木杉でもなく弱虫で怠け者ののび太。
 
  常に自己肯定と自己嫌悪の葛藤の中で揺れ、
 弱いながらものび太は無力さの中で
 尚よくあろうとし続ける。人の幸せを願い、
 人の悲しみを共に悲しむことのできるのび太の様に
 自分でもなく自分たちの物でもない存在の為に
 涙を流せる「まっとうさ」こそが大事なのだ。
 ドラえもんがこの世界にあってよかった。
 のび太がいてくれてよかった。
   

    

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